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「三大電波ゲー」とアダルトゲームの狂気



電波ゲーについて 

 先日、エロゲー文化研究概論」という本を購入しました。

 この本はタイトル通り所謂「アダルトゲーム」の歴史を一から記していく情報量たっぷりの本となっており、僕のように自分が生まれてすら居ない時代のアダルトゲームを好んでプレイする偏屈野郎には堪らない一冊です。

エロゲー文化研究概論

エロゲー文化研究概論

  • 作者: 宮本直毅,エマ・パブリッシング
  • 出版社/メーカー: 総合科学出版
  • 発売日: 2013/01/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 11人 クリック: 190回
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 本書以前から、「超エロゲー「超エロゲーハードコア」など、えっちなゲームについて触れる書籍は存在したのですが、いずれも作品単位の情報が主であり、アダルトゲーム業界の発展と歴史を一冊まるごと使って書いた内容は、恐らく「エロゲー文化研究概論」が商業作品では初なんじゃないでしょうか。

 

 

超エロゲー ハードコア

超エロゲー ハードコア

 

  

 さて、本書の魅力を全て書くと、それだけで一記事書けるレベルになるので感想は置いておくのですが、僕が気になった点として、この本では意外にも「電波ゲー」についてあまり触れていないのです。

 電波・狂気ゲーと呼ばれるジャンルは、長いアダルトゲームの歴史の中に、常に影のように存在しています。

 決して、表にでるような作品ではないですし、アダルトゲームにおいてのエポックメイキングとなった作品を抽出して書き出した本書で深く取り扱ったりしないのは当然かも知れません。

 その辺りは「エロゲー文化研究概論」の著者が参加しているヤンデレ大全」や、先述した「超エロゲーハードコア」の分野に近いですね。その中でも数作電波ゲーの名前が出されたりしていました。

ヤンデレ大全 (INFOREST MOOK Animeted Angels MANIA)

ヤンデレ大全 (INFOREST MOOK Animeted Angels MANIA)

 

 

 まず、電波ゲー界には「3大電波ゲー」と呼ばれる作品が存在します。はっきりとした定義ではないので、たまに3つどころか5つくらいあったりしますが、主に終ノ空」「ジサツのための101の方法」「さよならを教えて」の3つを指します。

 人によっては「書淫」なども加わえられたりもしますが、基本的にこの三作品で語られる事が多いです。

 

 加えて話題に挙がり易いのが沙耶の唄euphoria。三大電波ゲーの話に触れる前に、この2作品について解説していきましょう。

 

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 画像を見てもらうと分かる通り、この作品のCGの殆どは赤や緑の肉塊で埋まっておりまして、これらは通称「グロ肉」と呼ばれ、事故で脳に障害を抱えた主人公視点だと、沙耶以外の物体は全てこのようにグロテスクな光景となるという設定です。

 

 軽くネタバレになりますが、沙耶と主人公は最終的に種族間を越えた愛で結ばれる話となってまして、全体的に手塚治虫先生の火の鳥」がモチーフになっており、それは作中の会話からも読み取れます。

 原型となった火の鳥 復活編」はロボットと人間の恋愛を描いた作品。時代の先見性は流石の手塚治虫先生。まあアダルトゲーム的には、ToHeartの時代からロボット娘と結べれるくらい一切の躊躇すらないのですが。 

火の鳥復活編/羽衣編/望郷編 (秋田トップコミックスW)

火の鳥復活編/羽衣編/望郷編 (秋田トップコミックスW)

 

 

  種族間を超えた恋愛描写、意欲的な設定は当然として、個人的に「沙耶の唄」で最も評価したい要素は、短編のコズミックホラー、いわゆるクトゥルフ作品」として良く出来ている点。

  この頃のニトロプラスは「デモンベイン」「沙耶の唄」と、クトゥルー関係の作品を連続でリリースしています。クトゥルフ神話にハマりたてのオタク中学生みたいですね。

  クトゥルフ神話の肝である「コズミックホラー」の概念とは、宇宙から飛来する対処不能の圧倒的な恐怖。これ以上解説するとクトゥルフ神話の話になるので割愛しますが、沙耶の唄の構成はコズミックホラーを軸にしたボーイ・ミーツ・ガールとして非常に良く出来ています。

 基本的にクトゥルフ要素を全面に出す作品はアレな印象も強いのですが、沙耶の唄では匂わせる程度の単語(「銀の鍵」など)を散りばめるだけに抑えているのもグッド。似たような作品に、クトゥルフ神話を和風にアレンジした果てしなく青い、この空の下で…。も気に入っています。

 逆に同時期のデモンベインクトゥルー関係の単語や邪神を直接出しまくり、終いには元ネタである「ラヴクラフト全集」の帯にまで、デモンベイン好きな人にオススメ!」と書かれたりも。

ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))

ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))

 

 

 

euphoria

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 euphoriaもまた、グロゲーの話題になると引き合いに出される率が高い作品。

 あらすじとしては、主人公と同級生の少女+先生が密室に閉じ込められ、次々に強制される目的不明の拷問に耐えていくという内容。そういった設定から「凌辱ゲー」に近い内容となっており、抜き要素にも力が入っているため、スカトロ描写やリョナ描写など、アブノーマルな性的嗜好の人にも安心のシナリオとなっています。

 時にはやり過ぎちゃって、可愛い女の子たちが「首をギロチンで刎ねられたり」、「磔にされたまま溺死したり」、「迫り来る壁に押しつぶされたり」することもあったりする。文句なしのグロ描写。

 が、それは本筋ではない。

 なんと「euphoria」は、終盤に入ると悪趣味なリョナゲーから一転し、緻密な設定を組まれた近未来SFゲーになるのです。なぜ主人公たちが集められて拷問させられるのか? それぞれのヒロインたちの思惑とは? 前半では明かされなかった疑問の一つ一つが繋がっていく快感は、本作品をただの拷問リョナゲーだと言い切ってしまうにはあまりに惜しい。

 OP曲である「楽園の扉」でサビからの

世界中の哀しみ抱いても 叶えてあげる   本音聴かせて
憎しみでも貴方の記憶を私だけで 満たせたら   何もいらない

 歌詞の意味が理解でき始める辺りからは、完全にストーリーの虜となっています。「楽園の扉」は曲としての評価も高く、青葉りんごの聴いててこっちが苦しそうになる張り詰めた歌声は必聴。

 終盤のどんでん返しからの濃密な展開こそが「euphoria」を名作たらしめる理由であり、多数のオタクを夢中にさせた大きな魅力となっています。

euphoria ~another room~ (ぷちぱら文庫 27)

euphoria ~another room~ (ぷちぱら文庫 27)

 

 

 

三大電波ゲー

 

終ノ空

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 終ノ空は、後に「二重影」「H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-」で有名となる、SCA-自先生の商業での処女作です。

 アダルトゲーム業界の話題をさらった異色作素晴らしき日々 〜不連続存在〜」がこの作品のリメイクに近い形となっているので、知名度の高さでは三大電波ゲーの中でも際立っている。

 このゲームを皮切りに、「電波ゲー」ブームが始まったと言われる程に話題となった作品であり、突然ヤクをキメて哲学的な話を語りだす登場人物たちに圧倒されること間違いナシ。

 世紀末に発売されただけあり、当時流行した終末予言を強が強く反映されておりまして、常に世界の終末を連想させるジメジメとした世界観は、他では決して味わえない感覚でしょう。この不快感がまた、慣れてくるとクセになってくるんですよね。

 終ノ空素晴らしき日々)くらい有名になると、僕の稚拙な文章なんかよりも数倍読み応えのある考察文がネットにウヨウヨしているので、僕からは特に本編の内容をここで解説するなど、無粋な事はしません。

 また、18禁アニメとして製作された同タイトルのアニメ版では、原作とはまた違った意味で「至れる」と評判なので、ぜひ一度は視聴して貰いたい。SCA-自先生自身も、これはこれで気に入っているそうですし。

 因みにこの終ノ空でもクトゥルフ神話要素が多く使われています。狂気の世界と、クトゥルフ神話は切っても切れない関係であることがわかります。ケロQ系列の作品では、ニトロプラスに負けず劣らずクトゥルフモチーフのシナリオが出てきます。端的に言えば、電波ゲーにおけるクトゥルフ神話は、中学生の精神で止まったままのアダルトゲームオタク相手には、外せないアクセントなのです。

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 話として綺麗にまとまっている分、今プレイするなら「素晴らしき日々」の方が無難ではあるが、「終ノ空」はぶっ飛び過ぎてて意味不明になってたり、古い故のチープな演出が不気味さを際立たせている分、電波ゲーとしての本質を味わいたいならこちらをオススメします。

 僕は両作品共にシナリオと原画を担当したSCA-自先生を、唯一片思いフォローした程に尊敬しているのですが、如何せん筆が遅いので、ケロQ作品にハマってしまった場合、次回作まで焦らされて仕方ないことのみが唯一の不満点。

論理哲学論考 (岩波文庫)

論理哲学論考 (岩波文庫)

 

 

 

■ジサツのための101の方法

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 タイトルの時点で異常な作風なのは十二分に伝わってきますね。

 ヒロインだけで見るなら、三大電波ゲーで一番好きなのですが、実質リメイクされた「終ノ空」や、あそBDで気軽に購入できるようになった「さよならを教えて」と違い、入手しにくい分プレイ人口自体が狭く、話題にあがることが少ないので地味な印象があります。「エロゲー文化研究概論」内でも一切触れられていませんでした。この中ですと、資料が最も手に入りにくい作品でもあります。

 今だとAmazonでは4万しちゃうようですね。僕が購入した時は1万5千円いくかどうかだったのですが。

 後述する「さよならを教えて」でも同じ仕様なのですが、「ジサツ101」では、ウィンドウ形式ではなく、画面に文字を被せるビジュアルノベル式となっており、画面が通常より一段階暗い環境で進んでいくのもこの作品の薄気味悪さを助長していく要因となり、どことなく電波ゲーの元祖である「雫」を彷彿させます。

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 「ジサツ101」の他の作品にない魅力として、印象的な設定の多さが挙げられます。まず、主人公が登場した瞬間からノイズのような効果音が絶え間なく流れるが、そのノイズの原因は主人公の幻聴であり、彼はこの雑音に「灰色」と名づけます。

 ここまでで開始4,5クリック目の内容なのですが、この時点でもう僕は本作の虜となってしまい、まるで麻薬中毒者がクスリを吸い続けるように、画面に表示されていくテキストを追うことに夢中になっていました。

 しばらく続けると、「耳に突っ込んだシャープペンを反対側から芯が出るまでノックすることで自殺」した人や、「アルミホイルで心臓を巻けば自殺波動は防げる」など、意味不明な話と設定を休む間もなく浴びせられます。まさに電波ゲーと呼ぶに相応しい内容です。

 電波と言えば、本記事でも度々名前を出している「雫」ですが、これは毒電波という単語を普及させた作品であり、大槻ケンヂの小説である「新興宗教オモイデ教」を下敷きに、電波ゲーの始祖として他を寄せ付けないインパクトを残した作品です。

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 何と言っても雫は、カミーユの声で「セックス! セックス! セックスだ!」と叫び続ける怪演が有名ですが、実はノベライズ版を「ジサツ101」のシナリオ担当である金月龍之介先生が執筆しており、勿論例のセリフも再現されています。

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 そんな狂った文章を書くことでお馴染みである金月龍之介山田おろち)先生の「ジサツ101」から続く新作となる予定だった、「末期、少女病」は、残念ながら製作側で一悶着あり、今のところマスターアップされる気配はない。僕が最も発売を望んでいると作品です。 

 実はネットの海を本気で探せば、「末期、少女病」の序文を読むことができるのだが、「他人のゴミ袋から漁った生理用品を壁に貼るのが趣味の男が、自分を戦車だと思い込んで主人公の家を襲い、無理やり姉や妹と性行為させられる」というこれまた強烈な内容となっている。もし、無事に発表されていたら、電波ゲーの歴史は間違いなく変わっていたでしょう。

 これは完全に余談なのですが、僕は金月龍之介先生が手がけた「フタコイオルタナティブ」の大ファンであり、氏の哲学めいた思想や美少女モノにおける恋愛観が最も顕著に現れた作品だと思っています。

 閑話休題。そんな「ジサツ101」なのですが、最初に触れた通り、僕はこの作品のヒロインにかなり惹かれるモノを感じていまして、特に妹の

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一連の台詞は、今までプレイしたゲーム全体でも、五指に入るほど印象に残っています。

 「ジサツ101」には、「希死念慮」という誰もが一度は通る感情をノベルゲームとして蠱惑的に表現し、他のシナリオでは決して味わえないコクが、金月龍之介先生の巧みな文章により濃縮されているのです。

フタコイ オルタナティブG

フタコイ オルタナティブG

 

 

 

 

さよならを教えて comment te dire adieu

 矢張り電波ゲーを語る上でトリを飾るのに相応しいのは、何と言ってもこの「さよならを教えて」でしょう。

f:id:nyalra:20150302175202j:plain因みに本当にさよならしたのは製作会社の方。

 さよならを教えてについては、長年に渡り活動しているファンサイトや、そこで発行されている「さよなら教毒本」などもあるので、多くは語らない。

 本来、僕なんかがこの作品に言及するのも烏滸がましいのです。だって、彼女は僕が畏敬する天使様なのだから……。 

 ……とまで言ってしまうと、わざわざここで例に出した意味がないので、掻い摘んで解説すると、まず本作品の主人公は精神がイカれた教師です。

 精神に異常があるので、脈絡なく生徒を犯したり、パンツをはいてズボンをはいて両方脱いで歩き出したり運動場を選択しても平然と屋上へ行ったり選択肢が全て「フェラチオさせる」になったりと、主人公の奇行を挙げると枚挙に暇がない程、この作品の全てに狂気染みたセンスが溢れています。

 狂気を感じさせる要素は台詞や行動だけでなく、CDの表面に悪趣味な単語が敷き詰めれていたり、ストーリーが進むにつれて学校のチャイム音が歪んだり、一貫して背景が夕焼けだったり(そのせいで全体的にCGや立ち絵に赤みがかっており、本来の髪の色がわからなかったりする)と、一から百までプレイヤーの精神を摩耗させる作り。

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 さて、考察や解説は他のサイトに任せるとして、折角なので「さよならを教えて」が誕生した経緯の話をしましょう。と言っても、これもまた氏のファンが熱く語っているページが存在するので、ここでは要点だけに。

さよならを教えて」はその性質上、最も狂ったゲームとして例に挙げられることも多く、そのせいで「さよ教最高! これ以上の狂気ゲーはない! 未プレイの人間は全員ザコだ」と持ち上げれたり、逆に「意外と大したことなかった」と難癖つけられたりする。

 一応ファンとして擁護すると、本作品は狂気を題材にしているが、真に注目すべきは作中の文章センスとシナリオだと考えています。精神病という類まれなる設定の主人公や、同じくどこか狂っているヒロインたちの言動や行動の一つ一つに、他作品じゃ味わえない背徳感に酔いしれて欲しい。勿論、序盤から綿密に張られた伏線にも脱帽。

 有名な作品だけにファンやアンチも多種多様なのですが、ここで相手が話題に乗っかかっただけの「にわか」かどうかに、「長岡健蔵」先生の二転三転する経歴や、「さよ教」の意外にカッコ悪い発売までの経緯を知っているかが判断材料になる。今更やたらと本作品を持て囃す人間に試すと釘を刺せたりするかも知れないですね。

 「さよならを教えて」は、Key作品全盛期にガッポガッポ儲かっていたビジュアルアーツから、「Kanon」みたいなの作ってよと、クラフトワークに依頼された作品。

 当時のクラフトワークでは、一般ウケを狙った純愛ゲー「flowers ~ココロノハナ~」が、ToHeartのパクリ」扱いされ、どうにも売り上げが振るわず、代表であった長岡健蔵先生は金欠状態となります。

 そこで最後の頼みの綱としてビジュアルアーツ側にお金を用意してもらい、どうにか一花咲かそうと企画したのが「さよならを教えて」。

 どうして「Kanon」みたいなのを作ってと言われて、史上最狂の電波ゲーができたのかはわからないが、とにかく結果的にこうなってしまった。

 が、出来上がりそうになったのは良いモノの、一つ大きな問題が発生します。

 なんと、このままだと発売日が「雫」「痕」で電波ゲーの先駆けとなった老舗「Leaf」の新作である「誰彼」と被ってしまう!

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 そこで二番煎じだ何だと非難されるのを恐れ、日和って延期したりなど様々な要因が重なり、社運を賭けた「さよならを教えて」は500枚売れたか売れないかの結果となった……。

 そして、近年になりニコニコ動画内で当時最先端の流行であったアイマスMAD動画に「さよならを教えて」のOPが使われるまで、「さよ教」の名前はごく一部にのみひっそりと語られる……。 

 かなり省きましたが、大体の内容は概ねこんな感じです。しかし、世の中何がきっかけでブームが来るのかわからないもので、今では「さよならを教えて」は、「あそBD」として再販もされる程に一般に認知され、高騰状態で手が出せなかった多くの「さよ教難民」の助け舟となったが、時代は繰り返すもので再販分もAmazonでは四万円近くのプレ値となっています。

 と、まあ兎にも角にも「さよならを教えて」は根強く愛されているのですが、そのオンリーワンな作風は今でも後継作など現れる筈もなく、今日もまた「俺は最高に狂ってるゲーム知ってるぜ!」と語られていくのです。

 

──このソフトには精神的嫌悪感を与える内要が含まれています。以下に該当する方は購入をご遠慮くださるようあらかじめお願いいたします。

●現実と虚構の区別がつかない方
●生きているのが軸方
●犯罪行為をする予定のある方
●何かにすがりたい方
●妄想癖のある方         (さよならを教えて/クラフトワーク)

 

 

 ※追記3

 なんと「さよならを教えて」がDLsiteにてDL版再販されました。

www.dlsite.com

 あそBD版もプレ値になったので、これでまた気になった方が気軽にプレイできるようになったのは良いですね。

 そして何より、再販を機に長岡健蔵さん直々に今の絵柄でヒロイン達のイラストを投稿したり、今になって当時の資料が有志によって次々と発掘されたりと、ファンには願ってもない展開が。

 

 

■その他の電波ゲー 

 

「for elise ~エリーゼのために~」

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 「さよならを教えて」のクラフトワークが作った鬱ゲーです。さよ教効果もあり、一時期は神格化されていたのですが、製作スタッフが「こんなゲームに深い意味もありません!! (意訳)」と特設ページを作ったりもしたのが記憶に新しい。因みに中身は完全に救いのないシナリオです。

 

「ふしぎ電車」

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 シナリオもクソなく、永久に脈絡のない夢の中の話を延々とループする異色作。PSの「LSD」のような不条理な作風に惹かれる人にオススメ。

 

ダブルキャスト

 PSの傑作サスペンス・ホラーゲーム。当時は多くの人間がトラウマになった。僕は小学生の頃この作品をモンスターファーム2」で円盤再生するとドラゴンがでると知って、急いで中古屋から買ってきた想い出があります。

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 他にも、「肢体を洗う」や「海からくるもの」など、まだまだ怪作・奇作は、光の届かないアダルトゲームの深淵に潜んでいるのですが、今日のところはこれまでということで。

 

──少女は狂ったぐらいが気持ちいい (狂った果実/フェアリーテール

 

超エロゲー

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