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エロゲ原作アニメの歴史 99~17年

 先日、ねとらぼで記事を書きました。

 現在放送中のアニメノラと皇女と野良猫ハートのHARUKAZEさんへのインタビューです。解説は面倒なので各自リンク先を参照ください。

TVアニメ ノラと皇女と野良猫ハートOP曲「ネ!コ!」

TVアニメ ノラと皇女と野良猫ハートOP曲「ネ!コ!」

 

 要点だけ抜き出すと「美少女ゲームはまだまだ終わらねえ!!」という話をHARUKAZEさんの実績から語ってくださり、「全額出資の上でシナリオライターが全話脚本を務めるショートアニメ」という美少女ゲーム原作アニメの新しい形を示してくれました。

 steamでの海外進出をメインに置いたり、初めから全年齢版のみに絞り健全な方向性を展開したりなど、美少女ゲーム自体も新たなあり方を見出してきた昨今ですが、今回はテレビで放送されたエロゲ原作アニメの18年間の歴史を遡っていきましょう。

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近況 最近の他所で書いた記事まとめなど

pixivision

 pixivisionには、現在3つ書きました。ねとらぼでは「インターネットを守る翼竜」というコラムタイトルがついている分、「にゃるらのイラスト特集一覧」と表示されるのは寂しいですね。そもそもイラストなんて一枚も投稿していない。

 

 これは、向こうから取り敢えず何か書いて欲しいと言われたものの、「そもそも絵師でない僕がイラストに関する事なんて何も書けないです……家でえっちなゲームやります」と帰ろうとしたところに、「女児アニメとか好きでしょ」と企画されたヤツです。

 女児向けアーケードゲームに真剣な僕の後ろ姿を見ることができます。

 

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異国の言葉を学習していく百合ゲー「ことのはアムリラート」

ことのはアムリラート

 先月、深夜0時にほぼアポ無しでウチにシナリオライタープログラマーなど、美少女ゲーム関係者たちが急に集まった日がありまして、

 色々な話がぐだぐだと酒臭いまま展開されたのですが、そう簡単に百合ゲーなんて出せないし売れるのは難しいという結論で終わりました。なんとも哀しい話ですが、一番哀しいのは突然ビール塗れになったウチのリビングでしょう。

 

 そんな話とは裏腹に、今月末に百合ゲーが、しかも非18禁で発売されます。その名も「ことのはアムリラート」。ジャンルも「純百合アドベンチャーと強気の姿勢。「純」って……。

ことのはアムリラート - sukerasparo

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プリンセス・プリンシパル 6話「case18 Rouge Morgue」

プリンセス・プリンシパル

 「プリンセス・プリンシパル」は、スチームパンク×スパイ×美少女×百合というオタクの好きなモノを掛けあわせ続けたような作品でして、当然僕も今期では大分愉しみに視聴させてもらっています。前期の「クロックワーク・プラネット」からスチパンな世界観が連続して満足。

 黒星紅白先生の可愛らしいキャラデザも然ることながら、音楽の梶浦由記さんの力も大きく、ノワール」「MADLAXあたりのハードボイルドな美少女を演出する空気感が見事。この二作が好きで観てもまず外さないでしょう。放送前の印象はコヨーテ ラグタイムショーでした。

 拳銃描写や舞台設定など細かい部分が注目されている作品でもあるのですが、設定協力に速水螺旋人先生が関わっています。製作側の力の入れようが伝わりますね。

螺旋人モダニズム ポケット画集

螺旋人モダニズム ポケット画集

 

 

6話「case18 Rouge Morgue」

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 プリンセス・プリンシパルは、各話ごとのサブタイトルの数字順で時系列を表していまして、今回の話は18回目の事件。全てのcaseがいくつまであるのか判明せず、途中で前後したりもしますが、6話は放送されている中では最も奥となる話です。

 絵コンテは「内藤明吾 」さんで、演出は「工藤寛顕」さん。両者ともにアクタスで活躍しているスタッフですね。脚本は一貫してお馴染み「大河内一楼」さんです。

 今作の見どころは、一話完結の中で二転三転するストーリー構成と逸材でハードなオチですが、6話はこれまでのハードさに輪をかけて救いようがなく、人情話や感動を誘う伏線なども見事でして、喩えるなら百合スチームパンク鬼平といったところでしょうか。

 電撃オンラインでのインタビューでは、監督も「歌が流れる回」を特に気に入っていたようなので、恐らく6話の事だと思われます。スタッフからもオススメ回。

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2017春アニメ 個人的に良かった回5選

2017春アニメ

 2017年のアニメたちも遂に終了してしまい、今ではすっかり春アニメの季節になりました。ここまで冬の記事のコピペです。

 春アニメはきらら枠が存在しなかった事が個人的に不満でしたが、日常系+露骨なエロスを合わせたひなこのーとは、新たな時代の幕開けを感じさせる作品でした。

  原作の方は乳首の形やおまんこ見えまくりでビックリ。その辺りの塩梅は芳文社でなく、良くも悪くもKADOKAWA産だな~と言ったところ。

ひなこのーと (1) (MFC キューンシリーズ)

ひなこのーと (1) (MFC キューンシリーズ)

 

  それでは、春アニメの良かった回を紹介していきましょう。

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「 家畜人ヤプーAgain」を読みましょう

家畜人ヤプーAgain

 先週、家畜人ヤプーAgain」が発売されました。

家畜人ヤプー Again

家畜人ヤプー Again

 

  素晴らしい表紙とタイトルですね。Againと言われても「あの家畜人ヤプーが帰ってくるぞうおおおお!」となる人のほうが確実に少ないでしょう。

 作者は「女騎士さん、ジャスコ行こうよ」で話題になった伊藤ヒロ先生。一部の狂ったアダルトゲーマーからですと夢幻廻廊」の伊藤ヒロ先生ですね。イラストレーターのぎうにう先生もアダルトゲームで原画を務めています。

 因みに、現在ではこのブログの読者でも一割が知っているか怪しい雑誌「comicクリベロン」にて、家畜人ヤプーREBOOTも連載されています。そちらはマンガ形式でして、バリバリの3Dでエログロやり放題ですので、視覚的なレズSMが愉しみたい場合にどうぞ。

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イキりオタクとオタクの壁

■イキりオタク

 言葉自体は数年前から一部に使われていたのですが、昨今では「イキりオタク」なるネットミームが流行し始めました。「黒歴史」や「中二病」と呼ばれていた発言を一括したような単語です。

 言葉の意味としては、まんま「イキっている=調子にのっている」で「調子に乗ったオタク」な訳ですが、例としては「オタクだから全然モテない……彼女は居たことあるけど」など、さらっと自分が他オタクとは経験が違う事をアピールするモノや、アニメにハマって不必要に非オタクを見下し始めたりなど、自虐風自慢黒歴史の概念をより纏めたミームだという印象です。

 インターネットで見かける何となく腹立つオタクに名前を与えて叩く文化が生まれたのは、ネットの歴史にまた一ページな気がしますが、いかんせんこのイキりオタクを晒して騒ぐオタクも痛々しく、地獄がまた別の地獄を呼んでいる印象もあります。

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