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初心者にお勧めする平成ライダーを観るべき順序



 僕は平成ライダーが大好きです。平成ライダーを見続けて何だかんだ15年分以上の内容を脳に詰め込んだ訳ですが、一向に飽きる気配がありません。ニチアサ全体と合わせて視聴がライフ・ワークになっているんでしょうね。

 そんなこんなでよく平成ライダーの話をネット・リアル問わずするのですが、「平成ライダー全て」を観ている人間というのは少なく、「子供の頃にリアルタイムでアギト辺りを」「話題になっていた電王やWだけ」が圧倒的に多い。

 その場合に話を進めていくと必ず訊かれるのが「オススメの平成ライダー」です。僕はこの手の質問が大好きで、相手の今迄好んできた作品の傾向からどのライダーから観るべきかを考えるのですが、大体の結果がテンプレ化してきたので、いっそブログで纏めてみようかと、今回の駄文を弄する運びとなりました。

 ここで言う初心者とは「全くの未見だが興味はある」「1.2作は観たことある」程度をターゲットにしています。この前読んだ「スターウォーズを観るべき順」という記事が逸材でしたので、それの平成ライダー版という形で。

  長い記事になるので結果だけ先に書くと、[ゴースト>W>555>アギト>カブト>オーズ>龍騎>電王>鎧武>ドライブ>ウィザード>ブレイド>フォーゼ>キバ>響鬼クウガ>ディケイド]の順です。以降はこの順にした理由と各作品の特色を、雑に初心者・中級者・上級者向けに分けて紹介していきます。

 

 

 

 

■平成ライダーとは。絶対に初めに観るべきライダー

 前置きはこれくらいにして、初めからクライマックスで書いていきます。面倒なので。

 まず、昭和ライダーと比べた平成ライダーの特色として、「ストーリー性が強い」事が挙げられます。昭和ライダーの時代は録画機能を扱える家庭も少なく、複雑なストーリーを展開するよりも、1話1話のアクションに気合を入れる方が当時の子供たちにとって入りやすいからですね。まだCG技術のない時代の殺陣は手に汗握ります。因みに僕は最近「仮面ライダーX」にハマって、その中で一番気に入った回の感想をブログに投稿したりしたので、気になった方は参照して下さい。

 

nyalra.hatenablog.com

 

 閑話休題昭和ライダーの話までするとキリがないので、平成ライダーの話に戻します。

 そんな平成ライダー、ストーリー性がある分、全50話観ることが前提の作品になっていますので、どうも初心者には入り難い印象もあると思います。そこで、今回の記事が少しでも参考になったなら幸いです。軽く検索した感じ、個人が好きなライダーを並べている記事はあっても、初心者用に一から解説している記事は見当たらなかったですし。

 飽くまで僕の主観での纏めですので、気になった作品から順番に観ていく方法でも全然良いと思います。

 

 

絶対に真っ先に観るべきライダー

  端的に言ってしまえば「仮面ライダーゴースト」です。先ずは何があってもゴーストを観るべきだとお勧めします。

 理由は単純に「放送中のライダーだから」。これは十数年ライダーを見続けてきたからこそ言えるのですが、放送中のライダーを毎週毎週他人の反応や感想を見る以上に愉しい瞬間はありません。ニチアサ放送後の大型掲示板なりSNSで各々が語り合っている様子は、さながら小学校の休み時間にタイムスリップした錯覚を覚えますね。

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 ゴースト自体の内容はどうと言いますと、まず第一の印象は「露骨に妖怪ウォッチに寄ってきたな」と感じました。ニチアサは子供が愉しめるかどうかが優先なので、当時流行っている要素を組み込んできます。例えば555なら変身アイテムに携帯を使うとか。「幽霊・妖怪」要素は今の子供たちに大ウケでしょうし。

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 まだまだ話が広がっていく段階なので深く言及するのは避けますが、ゴーストで一番目立つ要素はライダー関係より、サブキャラの御成です。まさかこんなテンション高い坊さんが主人公の相棒ポジションで登場するとは予想できなかった。

 「テンションが高い坊さんは面白い」というのはゴーストで得られた重要な発見ですね。真剣な話になると、フォームチェンジ数が歴代一多く飽きないことや、ライダー数が序盤から多数出てくる事も含めて、平成ライダーの空気を感じ易いと思います。

 ゴーストを観ながら後述する作品をつまんでいくスタイルとか良いかと。

 

 

 

■初心者が観やすく初視聴にお勧めするライダー

 ではゴーストが最優先な事は置いておき、初心者が平成ライダーを知るためにどれを観たら良いか。

 まず、平成ライダーは全体的に明るめの話が多いです。最初はノリが軽く変身アイテムなどがキャッチーな方が愉しめる気がします。僕は歴代から見ても話が重めの龍騎から入ったので何ともですが……。

 

 

仮面ライダーW

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 平成2期の第一作。平成ライダーは一度10作目のディケイドを区切りに、それ以降は作風を一心して平成2期と呼ばれるようになったのですが、Wは11作目なので2期の基礎となった作品。

 2期からの特色として、2話完結のエピソードが多い事と、変身アイテムがコレクションする前提となったことが挙げられます。

 Wも初めはその奇怪な見た目から放送前は不安視する声も多かったのですが、1話が放送されると、一斉に皆が手のひらを返して絶賛したのが印象深い。

 それ程に導入として完璧過ぎる1話、慣れるとかっこ良く見える、初代ライダーの意匠をふんだんに取り込んだ完成度の高いデザイン、集めて愉しいガイアメモリの存在など、平成ライダーを語るに欠かせない要素の塊のような作品となっています。

 ストーリーも明るめの序盤から、段々と謎が深まりシリアス味が現れていく終盤と、特撮作品としてのお約束も充分に光る。唯一の問題といえば、放送前に、メインヒロインが女神スレで全裸を晒していた過去が発覚した事。今思い返すと懐かしい話ですね。

 

 

 

仮面ライダーオーズ

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 平成ライダーの12作品目にして、平成2期作品の2作目。Wの映画でもちょくちょくコラボしているので、「W→オーズ」という順で観るのが最適。

 脚本が僕が大好きな「小林靖子」さん。小林靖子脚本の特色は「子供向けと思えない重厚なストーリー性」と、それとは真逆な「子供受けが良いキャッチーなキャラクター」が強いです。

 オーズも例に漏れず話の大筋自体は非常に重いのですが、それを変身アイテムや登場人物のノリの軽さでカバーする絶妙なバランスで出来ています。後はWと同じく基本を抑えて序盤は明るいのが初心者にお勧めのポイント。中盤に若干ダレたりもしますが、通して観たら気にならないかな。終盤で破壊衝動に目覚めた主人公が、次々と強敵たちを圧倒的なパワーで処理していく様は圧巻。

  映画で暴れん坊将軍とコラボした挙句、ゲームにまで参戦させた事は絶対に忘れられません。

 

 

仮面ライダーアギト

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 一気に時代を遡ってアギト。アギトは平成ライダー2作目なのですが、戦闘中に挿入歌が流れる、複数のライダーが交錯するなど、平成ライダー自体の基礎となった作品。クウガの頃はまだ方向性が定まっていなかったので。

 そういう意味でも、単純にライダーバトルが熱いという部分でも入りやすいかなと。東映チャンネルで絶賛配信中ですしね。若干サスペンス風味なのが平成ライダー初期の色も出ていて好きです。終盤の話が蛇足気味なのも1年モノの宿命として学べそうですし……。

 あと小説版が妙に性的です。

 

 

 

仮面ライダー電王

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 当時、色々な意味で話題になった作品。先述したオーズと同じ小林靖子脚本。

 怪人たちが味方サイドに居て、有名男性声優で固まっているという理由から、女性人気も高かったです。その影響からか、割りと明るめの作品に思われる事が多いのですが、内容は割りとハードなタイムワープモノ。

 特に、サブライダーの「変身する度に他人から自分の記憶が薄れていく」という設定は、この作品の闇部分を一身に背負っています。

 一見明るくキャッチーな世界観で視聴者を捕まえ、子供には理解できないような重い設定をぶち込んでいくのは流石の構成。全体的にオーズに近いですね。

仮面ライダー SUPERBEST 変身ベルト DXデンオウベルト

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仮面ライダーファイズ

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 初心者向けだと紹介した中では、唯一最初から最後まで割りと暗めにできている作品。お勧めした理由としては、「有無を言わさずカッコいい」から。闇夜に光るって男の子なんだよな。まぁ実は画像はディケイド版なんですけど。

 まず主人公がありがちな正義漢ではないんですよね。流れで怪物の相手するようになっただけで、本人はただ自由に暮らしたいだけの無職。超クールなんですよ。

 個人的には初期の平成ライダーを支えてきた井上敏樹分が最も強く感じられます。脚本が井上敏樹ギャラクシーエンジェルでも「カイザ・ムラカミ」という555のキャラクターを登場させていますし。

 味方も敵も最高にかっこいい。全ての動作がイカしてます。カッコいいという事は男の子に勧める上で最も重要なので、早めに観ておくべきだと。

 因みに仮面ライダー555が嫌いな男の子は居ません」という主語の大きなツイートをしたところ、知らない女性から「私は女ですが555が好きなんだけど?」という返信のしようのないリプライを貰った事があるので、女性人気もあるんじゃないでしょうか。オタク的な視点だと、ちょっぴりですが子役時代の悠木碧さんが映ります。

 あと、本編でやろうと思ったが倫理的に諦めた方の設定で書かれた小説版は非常にお勧めです。一時期はプレ値でしたが、今では簡単に買えますし、何なら本編未視聴でも読める内容です。

 いやぁメインヒロインレイプとか、登場人物のグロテスクな散り様などを、子供向け作品で構想していた井上敏樹先生には敵いませんね。

小説 仮面ライダーファイズ (講談社キャラクター文庫)

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■慣れてきてから観て欲しいライダー

 大体、2.3作は観てきて平成ライダーのノリを理解してからの視聴が好ましい作品です。良くも悪くも尖っていたり、逆に平均的過ぎる作品を選びました。

 

 ・仮面ライダー龍騎

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 まずこの作品を観て誰もが思うことは「ライダー多すぎ」龍騎は平成ライダー三作目なのですが、クウガが一体、アギトが四体ときて、突然の十二人ライダーです。プリキュアもビックリの増殖数

 龍騎といえば何と言ってもライダーバトル。これまでは基本的に正義側だった仮面ライダー達が、個人的な欲望をぶつけ合い殺しあっていく脚本は壮絶。中でも紫色の仮面ライダー王蛇は残忍で、次々と他のライダーを殺し、時には自分の身内や見知らぬ幼女すらも平気で犠牲にしていきます。小説版だと更に壮絶。

 クウガやアギトまでは、細かい部分はともかく大筋は子供でも理解できる内容でしたが、龍騎はストーリー面では完全に子供置いてけぼり。しかし、当時流行り始めてきたカードバトル要素を上手く取り込み、子供たちの関心も十二分に集めていたのは凄い。

 脚本は先ほど紹介した、オーズ・電王の小林靖子龍騎の前に担当した「タイムレンジャー」という戦隊作品が余りに大人向け過ぎる構成に賛否両論でしたが、龍騎でも全く引かずに攻めてきたのは英断ですね。

 龍騎には思い入れがありすぎて長くなるので割愛します。ただ一つ言えるのは、生きるためには綺麗事だけではない(最悪死ぬ)という現実を、容赦なく子供に突き付けてくる作風は、上品なだけの子供向けでは決して味わえないでしょう。

 あと12という数字や当時の流行だったという部分で、やたらシスプリのパロディで使われていたりします。ただのシスプリオタクたちが次々と龍騎のライダーキックしていく動画とか、2016年になった今見ても理解不能です。

語ろう!クウガ・アギト・龍騎 【永遠の平成仮面ライダーシリーズ】

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仮面ライダー鎧武

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 端的に言えば平成2期風にアレンジした仮面ライダー龍騎

 鎧武以前の平成2期ライダーでは、主人公ライダー+サブライダーの構成だったのですが、ここで一気に原点回帰してライダーを大量投入してからのライダーバトルに。

 ここで深く言及するのは避けますが、脚本はあの虚淵玄虚淵さんは元から各所で仮面ライダー好きをアピールしたり、露骨に平成ライダーを意識したアダルトゲームを製作していたので、当時は話題になりました。

 特に龍騎が好きそうな印象でしたし、本人も龍騎を意識している部分も大きいのではないでしょうか? 何ならまどか☆マギカだって、かなり龍騎要素強いです。

 内容としては、まずデザインの「戦国武将+フルーツ」という意味不明さが光ります。因みにこの組み合わせに意味は無いですし、戦国時代要素も実は本編では皆無です。鎧武だけにってね。

 安定したストーリーがウリだった平成2期に一石を投じたような作品で、当時は毎週愉しみでした。なので、最初に明るい方から観てギャップを愉しむ観方が良いかなと。

  後はSICの鎧武が本当にただの武者なのが渋くて好きです。

 

 

仮面ライダーカブト

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 ある意味一番クセのある問題作です。先ず目を引くのは単純にカッコいいライダーデザイン。更にそれを引き立てるクロックアップによる高速演出。魅力的なキャラクター達。素材だけは本当にどの作品よりも優れていた……。

 しかし、ライダーが高速で動きまわるクロックアップは予算の関係で明らかに終盤使われなくなり、役者のスケジュールの都合などで、ストーリーも変更を余儀なくされました。折角の希少な三次元での僕っ子妹だったのに……。

 その結果、カブトの終盤は今ひとつ評価されませんでした。意味深に本編につなげた劇場版の内容とも矛盾したのも難点。

 が、僕はカブトを嫌いになれない。というか、結構好きです。矢っ張りライダーデザインはどれも出色の出来。特にキックホッパーやパンチホッパーは全ライダーの中でもお気に入りです。

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  最初にディケイドが盛り上がったのも地獄兄弟再登場でしたし。後はPS2版のゲームが基本的に子供向けに簡単にできてるライダーゲーばかりの中、カブトだけやたら気合が入っていて大人でも充分愉しめる出来なのも特筆すべき事項です。

 上記の理由から、カブトは叩かれがちな作品な分、それ以上に魅力的な要素もあるという事を理解するには、ライダー作品を全て視聴する気なら早めに観ておくのをお勧めします。かと言って、最初にカブトから観てもアレかなという感じ。

 

 

仮面ライダーフォーゼ

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 平成ライダーは、その特異なデザインから、必ず発表時は「流石にコレはダサすぎだろ」「こんなのライダーじゃない」と言われ続けます。その度に「動かすのが前提のデザインだから放送されてから文句を言え」「昭和の頃からアマゾンの時点で元の要素ほぼ無いだろ!」とつっこまれたりと、インターネット上でライダーバトルが始まります。

 その度に僕はげんなりしてしまうのですが、済みません。僕もフォーゼは初見時「ちょっとコレは動いてもかっこよくならない……」と不安でした……。

 今では立体物集める程好きですね。プライズは全てがフォーゼらしさに溢れていて、部屋にずっと飾っています。ドリルいいよね。

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 内容は初の高校生ライダーなのが話題を呼びました。ありそうで無かったですからね、学園ライダー。話も王道でネタ要素も多く、実況は毎週沸いていました。問題として、正直最終回がガッカリ……。これだけは本当に惜しい。最終回がダメだと全体的にダメだった印象になってしまいます。

 しかし、フォーゼは序盤から終盤までしっかり面白いです。過去の平成ライダーで一番ネタにされたあの人が他の役で登場するのも含めて、ある程度知識が深まってから観るのがお勧めです。後は「なでしこ」という女性型ライダーが性的という事と、メインヒロインのパンツが見えたかどうかで論争になった回があります。

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仮面ライダードライブ

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 去年まで放送されていた作品。主人公が敵怪人であるロイミュード絡みの事件を解決していく刑事モノ。主役ライダーがバイクでなく車に乗ることや、主役ライダーのデザインが「タイヤに挟まっちまった」のAAに似ている事が話題になりました。

 内容は非常に完成度が高いです。非の打ち所が全くない。しかし、ドライブの前作である鎧武がかなりの意欲作だった為に、どうしても地味な印象もありました。なので、まずは平成ライダーの尖った部分を知ってから視聴して欲しいかなと。

 最終回とその手前の熱さは随一。後は珍しく主人公側に恋愛要素があったのも新鮮でしたね。ヒロインかわいいし……。

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■大体の作品を観てから視聴して欲しいライダー

 自分で書いておいてなんですが、この見出しだと語弊がありますね。取り敢えず、各作品の特色と理由を述べますので読んで下さい(説明放棄)。

 

仮面ライダー剣

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 色々と話題になった作品ですね。これだけでピンとこない人でも、オンドゥル語と言えば伝わると思います。

 これも奇跡のバランスで出来ている作品で、ハッキリ言って序盤は結構キツイです。単純に、オンドゥル語とネタにされているくらいに、主演陣の台詞が聞き取りづらい事と、役者が似たタイプのイケメンだらけすぎて誰が誰だかわからない。後、OPもかなりよくわからない。

 が、序盤はオンドゥル語として有名な台詞のオンパレードなので、逆に面白いという逆転現象が起きています。あっ、オンドゥルルラギッタンディスカーってここだったのか! と発見の連続。アイカツ!」で「ていうか もう寝よう」が1話で使われているのに驚くのと同じです。

 しかし、OPが変更され終盤に入ってからの熱さは他ライダーに引けを取らない。序盤で主にオンドゥル語でネタにされていた主役ライダー達が全員最高にかっこ良くなるギャップは、是非自身で視聴して味わって欲しいです。

 役者たちの思い入れも強く、度々後のライダー作品にゲストとして登場するのですが、その度にアレな一面を披露してまた話題になっていくのがズルい。

信州辛味噌 55g

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仮面ライダー響鬼

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 第一印象で見て分かる通り色物。主人公がおっさんです。

 一般的に「剣→響鬼→カブト」は平成ライダー低迷期と呼ばれています。その中間にある作品だけに、矢張り色々と問題点は多い。

 まず、ミュージカル要素は邪魔でしたね。アレはちょっと子供も退屈に感じていたのでは、と思っています。他にも龍騎以降定番化したライダー同士のバトルや確執が薄かったり、前半と後半でテコ入れの関係で話が別物過ぎるなど。

 オモチャ売上も今ひとつで、そりゃあいくら天下の仮面ライダーといえ太鼓のバチを子供たちに売るのは難しいよな、と。ただ、主題歌はまさかの演歌調で話題になった名曲です。もうライダーなんて卒業した同級生たちも、OPだけは皆知っていたのを記憶しています。

 それでも、響鬼のデザインは特徴的なマジョーラカラーといい、どちらかと言うと怪人よりのフェイスと良いカッコいいです。主人公がおっさんだからこそ伝わる説得力や物語も他のライダーにない魅力があります。最終フォームがガンダムになるのは賛否両論ですが。僕は好きです。

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 ここまで平成ライダーを観てきた視聴者なら、世間の大して見てないにわか野郎の意見に流されず、しっかりと自分の感性で響鬼を愉しめる筈です。多少の粗ならカブトやブレイド鍛えてますから

語ろう! 555・剣・響鬼 【永遠の平成仮面ライダーシリーズ】

語ろう! 555・剣・響鬼 【永遠の平成仮面ライダーシリーズ】

 

 

仮面ライダーウィザード

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 魔法と指輪をモチーフにした仮面ライダー。初見時の印象は久々に尖ったデザインのフェイスがきたなぁ、でした。

 内容は至って平凡です。可もなく不可もない。その分、言い換えれば退屈なんですよね。話の中盤は本筋とあまり関係ない話が進みます。登場人物たちも特にこれと言ったネタ要素はないです。ただ、チンプイだけは最初から最後まで不快だと言われ続けましたが。

 変身音が「シャバドゥビタッチヘーンシーン」と意味不明過ぎた事以外は、ライダー好きでない層には余り話題になりませんでした。

 ただ、終盤に行くと敵に数人サイコパスが出てきて、鍛えられた視聴者も引くような殺陣動機を突きつけられたりと、油断ならない作品です。僕は好きな作品ですが、どうも盛り上がりが少ないので平成ライダー初心者にはお勧めし難いかな、と。

 しかし、主人公が自身を「俺が最後の希望だ」と言い張るだけあり、どんな状況でも決して折れない点など秘めた熱さはあります。当時のニチアサはキョウリュウジャー」「ウィザード」「ドキプリ」と、三作品とも主人公が挫折しない超人だらけなので合わせて観てると非常にパワフルな時間だったのが印象深い。

 

 

仮面ライダーキバ

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 僕が大好きなライダー。低迷していた仮面ライダー人気を一気に取り戻した「電王」と、平成ライダー十周年記念の「ディケイド」に挟まれているので、イマイチ話題性が薄いです。

 キバの特色として、過去と現在を交互に入れ替え、それぞれの時代に主人公が居るという構成になっていること。

 一見面白そうな設定に思えますが、どうやら子供は余りついてこれなかった様子。他にも不倫がどうこうで話が昼ドラ並に異様に暗いのも、子供にとってマイナスポイント。他にも玩具が子供騙しにも程がある扇風機のような銃だったりもします。

 その分、大人が観ると一番愉しめるのではと個人的に考えています。まず、西洋風のデザインがカッコいいし、全体的にダークな作風、ライダーキック時に夜になる演出など、子供にこそウケないものの、こじらせたオタクにはピンポイントな要素だらけ。まぁどう擁護しようとも、本来のターゲット層に人気がない時点でアレなのですが……。

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 他にも、平成ライダーでもトップクラスにネタにされている「名護さん」が変身する「仮面ライダーイクサ」は美しい。その素晴らしさは、フィギュアーツ化された際にデザイン賞で一位になった程。う~ん、ダメな点もそれなりに挙げたのですが、それでもキバ大好き!

仮面ライダーキバ バッシャーマグナム

仮面ライダーキバ バッシャーマグナム

 

 

仮面ライダークウガ

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 記念すべき平成ライダーの一作目。起源にして頂点ですね。

 クウガは一作目な分、まだ平成ライダーとしての方向性も定まっておらず、登場するライダーが一人だけな作品もクウガのみです。また、平成ライダーの特徴である戦闘中の挿入歌もまだありません。

 そういった意味でも平成ライダーを知るには特殊かな、という理由もあるのですが、本当の理由は最高にカッコいいから。

 各所で気合の入れようが他と違うのが分かるんですよね。2話で教会丸ごと燃やしたりしてますし。色んな意味で別格なので、とっておきにするという意味でもまずは他のライダーを知ってからがいいかと。連載中の漫画版でも、アギトも出てきて絶好調のようです。

 

 

 

■絶対に最後に観るべき作品

仮面ライダーディケイド

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 ディケイドは平成ライダー10周年記念作品で、唯一2クールで終了する作品です。

 各平成ライダーの世界や、時に昭和ライダーの世界を旅していくファンサービスな内容ですので、単純に他ライダーを観てからの方が愉しめます。ディケイドを観て気になったライダーを観ていく方法もあるのですが、矢っ張りそれはディケイド自体の魅力を薄めてしまうのではないかと。

 放送時は色々と言われてきた作品で、一時期は話題にするとインターネット上でライダーバトルを引き起こす荒れネタ扱いでしたが、その後のお祭り映画やウィザード最終回でゲスト扱いされていく度に、段々と本来の評価を取り戻していきました。

 個人的にはカブトの世界とアマゾンの世界のエピソードが好きです。

  余談ですが、小説版がどうしても本編で出来なかった設定を入れてきた感あってお勧めです。

小説 仮面ライダーディケイド 門矢士の世界~レンズの中の箱庭~ (講談社キャラクター文庫)

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■最後に

 如何でしたでしょうか?

 纏めると[ゴースト>(電王・W・オーズ・555・アギト)>(龍騎・カブト・ドライブ・鎧武・フォーゼ)>(キバ・ブレイド響鬼・ウィザード・クウガ)>ディケイド]になります。

 更にピンポイントに順を決めるなら、冒頭に述べたように[ゴースト>W>555>アギト>カブト>オーズ>龍騎>電王>鎧武>ドライブ>ウィザード>ブレイド>フォーゼ>キバ>響鬼クウガ>ディケイド]がシリアスとギャグのバランスや、役者ネタや脚本つながりなど観やすい気もします。

 勿論どう視聴するかは自由です。僕はもう平成ライダー愛が強すぎて盲目なので、どの作品も大好き過ぎて余り参考にならない部分もあります。(50話も見続けるとどんな作品にも愛着が湧きます)この記事も各作品への愛をかなり抑えめにしたので、往年のファンから見ると物足りない部分も大きいでしょう。ツイッターではちょくちょく細かいこと言ってるんですけどね。

 それと「一番好きな平成ライダーは何ですか?」と訊かれた場合、多分ひねくれた性根と気恥ずかしいのが相まってシャンゼリオンです」と答えると思います。

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