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仮面ライダーX 14話「アポロガイスト くるい虫地獄」が狂い過ぎててヤバい



 突然ですが、最近僕は仮面ライダーXにハマっています。ハマっていますというか、huluに動画があったので全話観ました。昭和特撮特有の何でもアリなテンポと気合入っった殺陣がカッコ良かったです。これヘタしたら役者死ぬだろと心配になるシーンが、CGだらけの昨今の特撮作品と桁違いに多いのが良いですね。

 さて、今日はそんな仮面ライダーXの中で、自分が一番頭おかしいだろと思ったエピソードを紹介しちゃいます。

 その回のタイトルとは……

 

 

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アポロガイストくるい虫地獄」

 タイトルからもうぶっ飛んでますね。「くるい虫」って……。なんだか淫妖蟲のサブタイトルにありそうです。

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 仮面ライダーXを知らない人用に説明すると、アポロガイストとはこの悪趣味な赤い仮面とTENGAの上部みたいな盾を持った不審者のオッサンです。役割的にはXライダーのライバルにあたります。

 人気とインパクトの強いキャラですので、オールライダーモノの映画にも敵ボスとして度々登場します。その所為でカリスマのある厳格な敵幹部な印象を受けますが、実際本編を観たら割りと弱い上に部下から嫌われてます。役職が「GOD秘密警察室長」なので、要はGODという悪の組織でサボってる怪人に罰を与える役です。そりゃ部下に好かれる訳ないですね。わざわざ秘密警察なんて名前の部署を作ったGODのお偉いさん達のセンスを疑います。

 

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 因みにアポロガイストさんにも人間形態があり、見た目は渋めのおじさま。

 しかし、紳士な見た目とは裏腹にどこか抜けているキャラなので、画像の回では「神啓介(主人公)の香典だ。例え敵でも良い印象を遺しておきたいからな」と主人公の保護者役であるおやっさんに香典を渡したりします。要は今回こそ神啓介を殺すぞ宣言なのですが、遠回し過ぎる上にお金用意してるあたりに笑いが抑えきれないシーン。

 

 閑話休題。そんなアポロガイストさん、自分の名前を冠した「アポロガイスト くるい虫地獄」の回でも、これでもかと言うほどにどこかおかしい感を発揮してくれます。

 

 

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 物語は知らないおっさんがGODに捕まり、凌辱ゲーのような拷問に掛けられそうなシーンから始まります。この時点で大分イヤですね。

 

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そんなおっさん危機一髪な状況にやってきたのがアポロガイストさん。何やら神妙な顔つきで意味深な箱を用意しています。

 アポロガイストさんに助けを乞うおっさん。どうやらおっさんはGODに協力して伝説の蟲を発見してきたそうです。しかし、アポロガイストさんは「GODはもうキミを必要としなくなった」と冷たく突き放す。その後に「だから処刑する」と続けます。「必要としなくなった→処刑」が直結してる企業なんて勤めたくないです。

 

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 おっさんが見つけてきた伝説の「くるい虫」の効果を本人に試そうとするアポロガイストさん。嫌がるおっさんと無理やり近づけてくる構図がなんとも凌辱ゲーっぽい。最初口に入れてくるのかと思ったら普通に肩に乗っけるだけなのが面白ポイント。

 くるい虫を肩に引っ付けられたおっさんは気が狂ってしまい、「ヒヒヒヒヒ! 俺は無敵の戦士だ! 不死身の戦士だ! 殺して殺しまくる!」と即オチ2コマを披露してくれます。

 どうやらこのくるい虫はゴキブリのような早さで繁殖するらしい。GODはこのくるい虫を使って日本人全員を狂わせ殺し合わせる作戦を企む。アポロガイストさん達はこれを「日本キチガイ作戦」と命名します。いくら昭和だからって自由過ぎるネーミング。

 

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 その後に部下から「青田博士(おっさん)はタクシーの運転手を絞め殺し、団地方面へ暴走中」との報告が。それを聴いたアポロガイストさんの「予定通りだ」のウソつくなよ感が面白い。

 

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 「殺してやる! 殺してやる!」と呟きながら蛇行運転してたおっさんは、運悪く主人公である神啓介に捕まります。その際に神啓介が主人公なのに「このキチガイ運転手めっ!」とキレる所が面白い。一通り暴行した後に「まさか本当に狂っているのでは……」と心配するチグハグっぷりもどこかおかしいです。救急車でやってきた隊員たちにも「少し頭がおかしいかも知れません」と伝える所もヤバい。

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 何やかんやでアポロガイストさん本人が登場。彼は他の怪人が神啓介を殺そうとすると「バカぁ!」と叫びながら怒り出すので、結局自身が闘う事になる展開が多いです。

 この時、「神啓介! アポロガイストGOD秘密警察第一室長であると同時に、GODの殺人マシンとも呼ばれている! 死んでもらうか!!」と高らかに名乗り出しますが、本編で誰も「殺人マシン」なんて呼んでいません。更に言えば「GOD秘密警察第一室長」とも自称するものの第二第三は本編で出てきません。設定上は存在しますが。

 

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 お互い「行くぞ!」とバイクに乗るので激しいカーチェイスが始まるかと思えば、すれ違いにスネを蹴り合うだけ。中学生のヤンキーレベルの喧嘩です。勿論いつまでもスネを蹴り合ってる訳にもいかないのでお互い変身します。

 

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 しかし、自慢のライダーキックをアポロガイストの盾に防がれてしまったXライダー。どのように逆転するかと思えば無言で炎の中へ逃走します。このコソコソ逃げる姿もシュールなのですが、GODの怪人たちは「Xライダーの最後だ」と、彼が自殺しに行ったと勘違いしてるのも笑えます。

 

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 燃え盛る炎の中をXライダーがどう生き延びたかというと、穴を掘って埋まっているだけ。生き残るために手段を選ばない執念は敵怪人以上です。果たして子供たちはこんなヒーローの姿を見てカッコいいと感じるのでしょうか。

 

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 Xライダーが掘った穴に埋まってる間にも、GODの「日本キチガイ作戦」は進行し、神啓介たちの保護者役であるおやっさんが捕まってしまいます。「俺は拷問されても何も言わないぞっ!」「痛めつけろ」の会話がこれまた凌辱ゲーにありがちな展開。いわばおやっさんは「くっ……殺せ!」状態。

 

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 「痛めつけろ」と偉そうに部下に命令した割には自分から蹴りを入れにいくアポロガイストさん。構図が完全に凌辱ゲー。「やめてっ! 私に乱暴する気でしょう! エロ同人みたいに!」状態。おやっさんは思った以上に強情で、本当にどんなに痛めつけても情報を吐かず、仕方ないので彼にもくるい虫を這わせます。

 

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 くるい虫に刺される寸前のおやっさんを救出するため、間一髪でXライダー登場。そのままくるい虫が養殖されている飼育ケースを「えいっ!」って要領で叩き壊します。なんで棒で叩いただけなのに爆発してるのかは不明。アポロガイストさんは「くるい虫が……」とショックを受けていますが、一匹くらい予備を移していないのでしょうか。

 

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 頑張って育てたくるい虫を殺され怒ったアポロガイストと決戦。橋の上での死闘は流石のアクションで、最高にカッコいいのですが……

 

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 逃げるアポロガイストさんの姿が哀しすぎる。そりゃ、相手はなんか爆発する棒もって追いかけてきてますもんね。いくらGODの殺人マシンでも棒は怖いようです。

 

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 ピンチになったアポロガイストさんはアポロガイストカッター」というその場で考えたような新技で対抗。自慢の盾を投げつけますが、ビックリするくらいあさっての方向へ。何だったんでしょうこの技。

 

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 仕方ないので一心不乱に殴りかかってきます。一見悪あがきのように思えますが、人間追いつめられて初めて真価を発揮するもので、この駄々っ子パンチにXライダーは押され気味。

 

f:id:nyalra:20160205220132j:plain しかし、所詮は悪あがきなのでライダーキックで今度こそKO。これを喰らったアポロガイストさんの行動も謎で、

 

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 「飛んで行く→転がる→一旦起き上がる→また転がる→爆発」と敵幹部にあるまじき無様な抵抗を見せます。

 

 

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 「えっ何だコイツ……」みたいな顔してるXライダー。

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 ボロボロになりつつ立ち上がったアポロガイストさんは、「最後の握手を」とライバルとの別れを美しく飾ろうとします。Xさんも「敵に回すには惜かった」とそれっぽい言葉をかけてやりますが……。

 

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 実は握手は罠で、Xの腕にアーム爆弾を仕掛けられます。どこから出したんだよ的なツッコミ所もあるのですが、この時の「えっ、クソっ! なにこれ!?」みたいな反応するXライダーは必見。「一緒に死ねぇっ!」と完全に雑魚が吐く台詞を叫ぶアポロガイストさんも面白いです。

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 心中を試みて抱きついてくるアポロガイスト。ただでさえ絵面的に危ないのですが、この時のXの「あふんっ♡」って声がヤバさを助長させます。

 

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 二人仲良く粉微塵。Xライダーはどうなってしまったのか……。恐らく全国の子供たちが不安になった瞬間でしょう。一体この後なにが起こったかと言うと……、

 

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 何故か後ろからバイク乗ってやってくる。 

 何故。何で爆発したXライダーが後ろに居るのか。どうやら爆発のタイミングが少し遅れたので助かったようです。アポロガイスト、敵ながら見事な最後だった……」と言うものの、死に際にライバルを騙そうとするものの失敗し爆死は見事とはかけ離れた死に方でしょう。

 キチガイなのは日本人ではなく、明らかにアポロガイストさんと脚本だったというオチ。

 

 

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