エロゲ原作アニメの歴史 99~17年
先日、ねとらぼで記事を書きました。
現在放送中のアニメ「ノラと皇女と野良猫ハート」のHARUKAZEさんへのインタビューです。解説は面倒なので各自リンク先を参照ください。
- アーティスト: 高森奈津美(パトリシア・オブ・エンド)/仙台エリ(黒木未知)/浅川悠(夕莉シャチ)/種崎敦美(明日原ユウキ)
- 出版社/メーカー: HARUKAZE
- 発売日: 2017/08/25
- メディア: CD-ROM
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要点だけ抜き出すと「美少女ゲームはまだまだ終わらねえ!!」という話をHARUKAZEさんの実績から語ってくださり、「全額出資の上でシナリオライターが全話脚本を務めるショートアニメ」という美少女ゲーム原作アニメの新しい形を示してくれました。
steamでの海外進出をメインに置いたり、初めから全年齢版のみに絞り健全な方向性を展開したりなど、美少女ゲーム自体も新たなあり方を見出してきた昨今ですが、今回はテレビで放送されたエロゲ原作アニメの18年間の歴史を遡っていきましょう。
続きを読む異国の言葉を学習していく百合ゲー「ことのはアムリラート」
ことのはアムリラート
先月、深夜0時にほぼアポ無しでウチにシナリオライターやプログラマーなど、美少女ゲーム関係者たちが急に集まった日がありまして、
深夜0時にエロゲシナリオライターの男たちがウチにやってきて、如何にDLsiteで百合ゲーを売るかの会議を始めた
— るら (@nyalra) 2017年7月23日
みんな百合ゲーが書きたいのに企業が許してくれないという話を酒飲みながらずっとしていて、後に名作が生まれる伏線っぽい
— るら (@nyalra) 2017年7月23日
色々な話がぐだぐだと酒臭いまま展開されたのですが、そう簡単に百合ゲーなんて出せないし売れるのは難しいという結論で終わりました。なんとも哀しい話ですが、一番哀しいのは突然ビール塗れになったウチのリビングでしょう。
そんな話とは裏腹に、今月末に百合ゲーが、しかも非18禁で発売されます。その名も「ことのはアムリラート」。ジャンルも「純百合アドベンチャー」と強気の姿勢。「純」って……。
ことのはアムリラート 限定版【Amazon.co.jpオリジナル特典付き/予約キャンペーン:ことのはアムリラートオリジナルミニサントラ付】
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プリンセス・プリンシパル 6話「case18 Rouge Morgue」
プリンセス・プリンシパル
「プリンセス・プリンシパル」は、スチームパンク×スパイ×美少女×百合というオタクの好きなモノを掛けあわせ続けたような作品でして、当然僕も今期では大分愉しみに視聴させてもらっています。前期の「クロックワーク・プラネット」からスチパンな世界観が連続して満足。
黒星紅白先生の可愛らしいキャラデザも然ることながら、音楽の梶浦由記さんの力も大きく、「ノワール」「MADLAX」あたりのハードボイルドな美少女を演出する空気感が見事。この二作が好きで観てもまず外さないでしょう。放送前の印象は「コヨーテ ラグタイムショー」でした。
拳銃描写や舞台設定など細かい部分が注目されている作品でもあるのですが、設定協力に速水螺旋人先生が関わっています。製作側の力の入れようが伝わりますね。
6話「case18 Rouge Morgue」
プリンセス・プリンシパルは、各話ごとのサブタイトルの数字順で時系列を表していまして、今回の話は18回目の事件。全てのcaseがいくつまであるのか判明せず、途中で前後したりもしますが、6話は放送されている中では最も奥となる話です。
絵コンテは「内藤明吾 」さんで、演出は「工藤寛顕」さん。両者ともにアクタスで活躍しているスタッフですね。脚本は一貫してお馴染み「大河内一楼」さんです。
今作の見どころは、一話完結の中で二転三転するストーリー構成と逸材でハードなオチですが、6話はこれまでのハードさに輪をかけて救いようがなく、人情話や感動を誘う伏線なども見事でして、喩えるなら百合スチームパンク・鬼平といったところでしょうか。
電撃オンラインでのインタビューでは、監督も「歌が流れる回」を特に気に入っていたようなので、恐らく6話の事だと思われます。スタッフからもオススメ回。
続きを読む2017春アニメ 個人的に良かった回5選
2017春アニメ
2017年のアニメたちも遂に終了してしまい、今ではすっかり春アニメの季節になりました。ここまで冬の記事のコピペです。
春アニメはきらら枠が存在しなかった事が個人的に不満でしたが、日常系+露骨なエロスを合わせた「ひなこのーと」は、新たな時代の幕開けを感じさせる作品でした。
原作の方は乳首の形やおまんこ見えまくりでビックリ。その辺りの塩梅は芳文社でなく、良くも悪くもKADOKAWA産だな~と言ったところ。
それでは、春アニメの良かった回を紹介していきましょう。
続きを読む「 家畜人ヤプーAgain」を読みましょう
家畜人ヤプーAgain
先週、「家畜人ヤプーAgain」が発売されました。
素晴らしい表紙とタイトルですね。Againと言われても「あの家畜人ヤプーが帰ってくるぞうおおおお!」となる人のほうが確実に少ないでしょう。
作者は「女騎士さん、ジャスコ行こうよ」で話題になった伊藤ヒロ先生。一部の狂ったアダルトゲーマーからですと「夢幻廻廊」の伊藤ヒロ先生ですね。イラストレーターのぎうにう先生もアダルトゲームで原画を務めています。
因みに、現在ではこのブログの読者でも一割が知っているか怪しい雑誌「comicクリベロン」にて、「家畜人ヤプーREBOOT」も連載されています。そちらはマンガ形式でして、バリバリの3Dでエログロやり放題ですので、視覚的なレズSMが愉しみたい場合にどうぞ。
アニメ「フレームアームズ・ガール」と9話を絶賛する
フレームアームズ・ガール
今期アニメも終盤戦。次々と佳境に入り始め、オタクの中での評価も固まってきた頃合いだと思われますが、自分は今「フレームアームズ・ガール」に夢中です。安定感という意味では今期一好きですね。今後への期待感という意味では「Re:CREATORS」でしょうか。
さてフレームアームズ・ガールですが、ざっくり言えば「フレームアームズ」というコトブキヤが展開しているプラモデルを美少女化した企画のアニメ化です。
例えば上段フレームアームズのスティレットをフレームアームズ・ガール化したのが、下段の美少女版スティレット、通称「スティ子」です。
コトブキヤ フレームアームズ SA-16 スティレット リニューアルVer. 1/100スケール プラスチックキット
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コトブキヤ フレームアームズ・ガール スティレット ノンスケール プラモデル
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